10右か左か
男雛と女雛の位置
雛人形を並べようとして、男雛と女雛の位置を迷ったことはありませんか?
「結婚式では新郎の左手に花嫁だから…」「私はいつも右側だから…」など、自分に置き換えて考える人も多いようです。
内裏雛(男雛と女雛)の並べ方も二通りあるのをご存知ですか?
一般的には「男雛が右、その左手側に女雛」ですが、その逆もあるのです。
また、日常の何気ない男女の並び方にも微妙な深層心理が働いており、いつの時代にも、男と女の機微が垣間見えるようです。
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女の子のお祭り「ひな祭り ひな人形」婚期は関係ある?なし?
雛人形を並べようとして、男雛と女雛の位置を迷ったことはありませんか?
「結婚式では新郎の左手に花嫁だから…」「私はいつも右側だから…」など、自分に置き換えて考える人も多いようです。
内裏雛(男雛と女雛)の並べ方も二通りあるのをご存知ですか?
一般的には「男雛が右、その左手側に女雛」ですが、その逆もあるのです。
また、日常の何気ない男女の並び方にも微妙な深層心理が働いており、いつの時代にも、男と女の機微が垣間見えるようです。
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論語に「天子南面」という言葉があります。
これは、皇帝などの偉人は南に向いて座り、北面は臣従することを意味しています。
また、南に向いたときに日の出の方角(東。つまり左手側)が上座で、日没の方向(西。つまり右手側)が下座とされています。
この考え方は雛人形にも当てはまり、本来は「男雛が左、その右手側に女雛」を飾ることが当然でした。
ちなみに、この「日の出=東=左優位」の考えは、「左大臣と右大臣では左大臣のほうが上位」、「今日の地図では東=右、西=左なのに、京都では(御所を中心として)東=左京、西=右京である」など、古代日本には沢山の例があるようです。
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現在、雛人形売り場を見てみると、そのほとんどが「男雛が右、その左手側に女雛」
当初とは逆の配置になっているのはなぜでしょう?
それは、プロトコール(国際儀礼)が右上位だったため、昭和天皇の即位の礼が催されたときに、プロトコールに従い「天皇が右、その左手側に皇后」が並ばれたことからきています。
また、かつて掲げられていた御真影(天皇皇后両陛下のお写真)もプロトコールに従った並び方だったため、関東の雛人形業界では、それまでとは反対の並び方にしたのです。
しかし、全国一律に変わってしまったわけではありません。
現在でも、伝統を重んじる京都では、本来の「男雛が左、その右手側に女雛」とするところが多く見られます。
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